グアム 基本情報


  グアム政府観光局
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グアム旗とアメリカ国旗現在、グアムは準州としてアメリカ合衆国領土の一部にあります。基本法は、カリフォルニア州法にならい、1950年に可決されました。しかし、グアムの人々は、合衆国の大統領選挙の権利は持っておらず、グアム政府は、公選によって選ばれた知事(任期4年)が統括しています。議会は一院制で、島内各地から選出された21人の公選議員によって成り立っています。グアムの2大政党は、共和党と民主党です。


グアム旗<グアム島旗>
 情熱的な赤と、太平洋を表す深いブルーの地に、赤い楕円にふちどられたグアムのマークが入っています。この旗は、1917年、米海軍の将校婦人ヘレン・ポールという人がスケッチしたものからデザインされ、1930年に、グアムの公式の紋章として採用されました。

<グアムの紋章の説明>

1. 卵型をした外枠のデザインは、古代チャモロの人達が、武器として使っていた投石器をイメージしています。
2. ココナツの木は、「自給」と、どのような状況のもとでも成長し、長生きする「力」を象徴しています。
3. チャモロ人によって造られたカヌーは、水上を速く走ると言われています。
4. 川は、他の人々と、島の資源を快く共有する気持ちを象徴しています。
5. 陸地は、チャモロ人の環境に対する深い愛情と責務を象徴しています。
6. 赤の縁取りは、チャモロ人によって流された血を象徴しています。
7. 深いブルーの地は、海と空、そしてグアムの融和を象徴しています。


<時差>
グアムの方が日本よりも1時間進んでいるため、たとえば日本が正午の場合、グアムは午後1時となります。


<気候> 
 グアムは、典型的な海洋性亜熱帯気候の島で、年間を通じて温度変化が少なく、年平均気温は、約26℃という常夏アイランドです。大きく分けると、乾季(11〜5月)と雨季(6〜10月)の2季があります。ただ雨季といっても、日本の梅雨時のように、連日に渡って雨が降るのではなく、ザ−ッと降っては、カラリと晴れあがるスコールの回数が多いという感じの天候です。この雨季は、グアムの周りで、台風が発生する時(7〜10月)でもあり、年間平均降雨量、約2,500mmの約2/3がこの時期に集中しています。
ただ、ホテルやレストランでは、冷房が効いているので、薄手のジャケットやカーディガンを用意しておくと重宝します。また、グアムの日差しは強いので、帽子やサングラスをお持ちになることもおすすめします。


先住民族チャモロ人<人口・人種>
 グアムの先住民は、チャモロ人と呼ばれる人種です。その歴史は謎に包まれていますが、紀元前2,000〜3,000年にフィリピン・インドネシアを経由して渡来した、東南アジア種の人種と考えられています。ちなみに、チャモロとは“高貴”という意味です。現在も、このチャモロ人が、人口約16万人のグアム住民の40%を占め、次いでフィリピン人24%、アメリカ人が15%、その他が21%となっています。公用語は、英語とチャモロ語です。


<VISA>
 現在のグアムは、日本国籍の方が、有効なパスポートと、往復又はグアムから第三国への航空券、もしくは乗船券を所持している場合は、観光や短期商用の目的で、最長90日間の滞在がビザ免除となっています。このビザ免除プログラムでの入国の際に必要な書類は、「I-94W・米国査証免除 到着/出国記録」(裏面に質問事項があります)です。
 なお、詳しくは下記アメリカ大使館ビザ情報サービスを御利用ください。
 グアム入国の際、成人の場合、酒約3.7リットル、紙巻きタバコ200本(又は葉巻き50本)までは無税となっています。現金、トラベラーズ・チェックは、1万ドルを超える場合は申告が必要です。麻薬、銃器の持ち込みは、もちろん禁止されています。野菜、果物は基本的に持ち込むことができますが、泥のついたものや葉や根のついたものは、ほとんどが没収されます。

<通貨>
 グアムの通貨は、US$(アメリカドル)です。基本単位は、ドル($)とセント(¢)です。紙幣は、1,5,10,20,50,100ドルの6種類があります。日本とは違い、色・寸法は、全て同じになっています。硬貨の種類は、1,5,10,25,50セントと1ドルの6種類があります。また、それぞれ特殊な呼び方をするものがあります。
1¢(ペニ−)
5¢(ニッケル)
10¢(ダイム)
25¢(クォーター)

<両替>
 外貨購入は、外国為替の取扱銀行でできます。グアムでは、空港内両替所、銀行、主要ホテルなどで両替えすることができますが、レートは様々で、手数料がかかる所もあるため、最低限必要な分は、日本で両替しておいた方がいいでしょう。

 旅行中、多額の現金を持ち歩くのは避けたいものです。トラベラーズ・チェック(旅行小切手、T/C)や、クレジットカードの利用をおすすめします。手続きは、外国為替の取扱銀行でできます。グアムでは、クレジットカードが非常に普及しており、ほとんどのホテルやレストラン、ショップで使うことができます。現金と違い、カードなら盗難にあってもカード会社にすぐ届ければ実害はほとんどなく、再発行も迅速にしてもらえます。レンタカーを借りる場合など、身分証明としても有効です。


<チップ>
 グアムでは、アメリカ本土と同様、サービスを受けた相手にチップを渡す習慣があります。ホテルやレストランで働く人には、心づけ(チップ)は大切な収入源です。目安としては、ホテルのポーターやベル・ボーイに荷物を運んでもらったら、1個につき$1、ルーム・メイドには、1人1泊につき$1を、朝、枕元に置いておきます。タクシーやレストランでは、料金の10〜15%を目安とします。

公衆電話<公衆電話>
 公衆電話は、島内なら25「で通話時間は、ほぼ無制限です。(ただし、場所によっては、時間制限のある電話もあります。)ガソリンスタンドやショップでも、気軽に電話を貸してくれます。ホテルからかける場合は、外線電話の後に、電話番号をダイヤルすればOKです。

<国際電話>
 グアムから日本への国際電話は、ホテルの部屋からダイヤル直通の場合は、「国際電話用外線番号(011) + 日本の国番号(81) + 相手先電話番号(ただし、市外局番の最初の0をとる)」でかけられます。例えば、東京へかける場合は、「011-81-3-xxxx-xxxx」となります。電話料金にはサービス料金が加算されます。
 日本からグアムへの国際電話は、「001や0061、0041等の国際電話用番号の後、アメリカの国番号(1)+ グアムのエリアコード(671)+ 相手先電話番号」でかけられます。

<電話サービス>
 ホテルのオペレーターを通す場合は、ステーションコール(番号を指定/誰が出ても構わない場合)、パーソン・トゥ・パーソンコール(指名通話/名指しした相手が出るまで、料金がかからない)、コレクトコール(料金先方払い)の3種類が利用できます。

<電話帳>
 グアムの電話帳は、ホワイト・ページ(個人名電話帳)と、イエローページ(職業別電話帳)が1冊になっています。イエロー・ページ(職業別)は、項目別に分類されているので、レストランやショップを探す時に便利です。ホテルの部屋にも備え付けられているので、暇な時にパラパラめくっているだけでも、思わぬ店を発見することもあります。

<緊急時の連絡先>
■グアム警察    472-8911
■警察・救急車・消防 911
■パスポートや現金の紛失・盗難、事件、事故などがおこった場合
マイクロネシアン・アシスタンス・インク(MAI)649-8147
旅行中のケガ・盗難等、緊急時の対応を24時間体制で行っています。
ただし、受けるサービス・料金等については、直接MAIへお問い合わせください。 
■日本総領事館 Consulate General of Japan 646-1290
月〜金 9:30〜12:00 14:00〜16:00
 休み   土・日・祝祭日

<郵便>
 日本への航空郵便料金は、絵ハガキで70セント、封書は14gまでが80セントです。切手は、郵便局がフロントで購入できます。投函は、郵便局、ポスト、またはホテルのフロントでできます。グアムのポストは青い色をしています。

<飲料水>
 グアム島内では、ミネラルウォーターをおすすめします。グアム在住の人も、スーパー等で購入しています。


<テレビ>
 グアムのテレビは、約50チャンネルあります。メインは、アメリカ本土からの英語チャンネルですが、NHKをはじめ、日本語放送もあり、他にも、韓国語・中国語・フィリピン語放送と、国際色豊かなラインナップです。ほとんどが24時間放送されています。

<ラジオ>
AM局は2局、FM局は7局あり、24時間放送を行っています。音質のよいステレオ放送のFM局が中心で、それぞれに異なるジャンルの音楽をオンエアしています。番組内容は、ほとんどが音楽中心です。

<新聞>
英字地元新聞は、ショップや自動販売機で購入できます。1部75セントで、サイズはタブロイド版です。バーゲンセールやコンサート情報、家具や車などの売買情報も載っていて、グアムのほとんどの情報を集めることができます。最近では、日本の主な新聞を取り寄せているホテルも多く、その場合は1〜2日遅れですが、入手することができます。

<映画>
 グアムの映画館は、シネマコンプレックス(複合型映画館)が主流です。10数本の映画が1度に上映されているので、ちょっと映画を見たいと思った時に便利です。一般的には、アメリカの映画は、日本での上映より1〜2ヶ月速く上映されることが多くなっています。サウンドは、デジタルサラウンドをDTS処理されたものを使用しているため、迫力満点です。ポップコーン片手に、グアムでアメリカ映画を楽しんでみてはいかがですか?

<宗教>
 17世紀、スペインのイエズス会宣教師サン・ビトレスによってカトリック教がもたらされたという歴史を経て、現在は島の住民の約75%が熱心なカトリック教の信者だと言われています。各コミュニティ(村)には、必ず教会があり、人々の生活の基盤となっています。各村の守護聖人を記念するお祭り(フィエスタ)が村ごとに行われています。

<ビジネスアワー>
 一般の商店は10時〜18時頃までオープンしています。スーパーなどは、平日は20時、金曜・土曜日は21時、日曜・祝祭日は18時までオープンしているのが一般的です。タモン周辺にある旅行者対象の免税店やショッピング・センターは、23時までオープンしている所が多く、ほとんどの店が年中無休です。

■銀行 月〜木 10:00〜15:00、金 10:00〜18:00
*ただし空港内の銀行は、日本便飛行機の離発着にあわせ、1ケ所オープンしています。
■郵便局 土日・祝日はお休みです。
■官庁 月〜金 8:00〜17:00 土日・祝日はお休みです。

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